Christian Friedrich Samuel Hahnemann
10 April 1755 – 2 July 1843
ホメオパシーは210年前にドイツ人医師、サミュエル・ハーネマンによって創始された
治療体系です。
日本語では同種療法と訳され「似たものが、似たものを治す」という同種の法則にしたがって、私たちの体に備わる自然治癒力を促進することで病気を乗り越えることを目的としています。
この同種の法則を使った治療法は日本でも古くから使われており、たとえば、のどが痛いときにしょうが湯を飲んだり、発熱時に玉子酒を摂ったりしたのは、今ある症状と似た状態をより強く引き起こすものを、あえて摂ることで、体に今の状態をより強く認識させ、
自然治癒力をそれまでよりも強く働かせることで病気から速やかに回復するためなのです。
ホメオパシーではこのような、似た症状を引き起こすことができる物質を、
原物質の分子ひとつも含まれない程までに希釈 KISHAKU(溶液で薄める)、
振盪 SHINTO(振って衝撃を与える)することで、エネルギー化したものを、
典型的には砂糖玉にしみこませたレメディーと呼ばれる形で摂取します。
すると、わたしたちの体は、あたかもその物質が大量に入ってきたかのように反応し、
より強く自然治癒力をはたらかせ、気づけば、元の病気を押し出してしまっていた
ということが起こります。英語で言うと THE ART OF HEALING です。
ホメオパシーで使うレメディーの原物質には砒素やトリカブト、蛇の毒など、
人体に深刻な症状を起こす毒性の物質が多く、聞くと心配される方も多いですが、
裏を返せば、同種の法則に則ると、それだけひどい病状をも克服しうる自然治癒力を
引き起こす可能性を秘めているということでもあります。
しかし、先述のとおり、ホメオパシーのレメディーは原物質の分子ひとつも含まれないほど薄め、振って衝撃を与えることで、原物質の分子構造のパターンだけを引き出したもので、物質的にはただの砂糖玉であるため、毒性は全くなく、赤ちゃん、妊婦さん、お年寄り、アレルギー体質の方でも安心してお摂りいただけます。
また重要な理解として、病気の治癒はいつでも、私たちに備わる自然治癒力によってのみ
起こるものであり、あくまでホメオパシーのレメディーやホメパスはクライアントが自らの自然治癒力を使って病気を乗り越えていくことをお手伝いするだけであるということです。
真の医師は、あなた自身の中にすでに備わっているのです。
「人間はだれでも体の中に百人の名医を持っている」医学の父 ヒポクラテスの格言より
ホメオパシー、坐禅、インナーチャイルド癒やしであなたの「治る力」に火を点ける!仏道ホメオパス 道 繁 良
松江、出雲、安来、米子、倉吉、鳥取、島根、岡山で日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)認定ホメオパスによるホメオパシー健康相談、応急ミニ相談、ホメオパシー勉強会をご希望の方はぜひ日本ホメオパシーセンター島根安来”CuZen!”までご連絡ください。